理事長 所信 役員紹介 TopPage

2008年度 社団法人 笠間青年会議所
第44代理事長 武藤 隆
 

 1965年に産声をあげた(社)笠間青年会議所は、本年で創立43年目を迎えます。創設者の先輩方から脈々と受け継がれてきた、 熱い思いと伝統を胸に我々現役メンバーは「修練・奉仕・友情」の三信条のもと、明るい豊かな社会の実現へ向けて、英知と勇気と 情熱を持って行動しなければなりません。

【はじめに】

 入会してからの10年間を振り返りますと、本当にあっという間に過ぎ去りました。しかし一年一年を振り返りますと、1つ1つの場面がその年の理事長の顔と共に、鮮明に懐かしく思い出されます。強烈にリーダーシップを発揮し、ぐいぐいとメンバーを引っ張っていった理事長、抜群にメンバーをまとめるのが上手かった理事長、その年その年の理事長のカラーでロムの雰囲気も様々でした。しかし、どの年も共通して言える事は「楽しかった」という事です。もちろん辛くてきついこともたくさんありましたが、その辛い思い出を含めて、全てが楽しかったのかも知れません。

 2008年度は「楽しさ」を全面に出しつつ、本来の目標と意義をしっかりと見据え、地域に対して魅力ある団体として力強く確かな一歩を踏み出してまいります。

【会員開発および公益法人への道のり】

 「JCって何をしている団体ですか?」勧誘するとまず最初に必ず聞かれる事と思います。皆さんは何と答えますか。昔だったら仕事や学生時代の先輩後輩などの繋がりで、取り敢えず参加してもらい、そのまま入会という事もあったかと思います。しかしただそれだけでは難しいのが現状であります。まず我々メンバーがJC活動を深く理解し、しっかりと明確なビジョンをもち、何の目的で何のために活動をしているのか意志を統一していかなければなりません。

 2008年10月20日から法改正により、本格的に公益法人制度の改革が導入されます。そして2013年12月20日までに、公益社団法人か一般社団法人のどちらかを選択しなければなりません。例えば公益法人を申請するならば、公益目的事業比率が総支出の50%以上である必要があります。また報告や監査なども厳格に行われ、これまでより高い基準が設けられます。しかし「公益」を名乗る事により、社会的信用が高まり、地域での活動がしやすくなり、税制も優遇されるという利点があります。それには、これまで以上に地域に対して公共性の高い事業が求められます。今後地域に対して何が必要か、何をしなければならないのか、もう一度メンバー全員で議論し検証していかなければなりません。

【青少年育成】

 継続事業としては、わんぱく相撲、4年目を迎える西茨城100km徒歩の旅、3年目を迎えるちびっこオセロキャラバンと、様々な青少年育成事業を展開しております。国技である相撲を通して心身の鍛錬と勝つことの喜び、負けることの悔しさから「豊かな心」を育み、オセロでは想像力、思考力、判断力の向上、そして親、友達とのコミュニケーションの強化を図り、100km徒歩の旅では4泊5日の旅を通じて、感謝する気持ちと自信がつき、やれば出来るという強い精神力と生きる力が宿ります。

 教育再生が言われ続けている現在、家庭、学校、社会で取り上げられている様々な問題を我々JCメンバーも、子を持つ親の世代として、また地域のリーダーとして、積極的に取り組み考えて行かなければなりません。まず一人ひとりが責任ある生き方を示し、自分たちが培ってきた経験を根気よく伝える事により、やがて子供たちが大人になった時に心身共に、強い人間に成長してくれることと思います。

【自己啓発】

 JCは様々な職業の人たちの集まりであります。皆、職場に行けばそれぞれ異なった環境や、また仕事内容によりJCへの関わり方もそれぞれ違ってきます。数年前までは、JCでは仕事の話しはあまりしませんでした。しかし現在では、740余の地域に4万余名の会員を擁しています。それらのネットワークを最大限に活用し、青年経済人として有意義な質の高い研修を取り入れていき、そこから新たな気づきや前向きな発想が生まれます。それらを財産として今後の仕事に活かしていく事が必要であります。

 また、ロム内で与えられた役割を全うするのはもちろんですが、茨城ブロック、関東地区、または日本JCに出向することで更に新たな出会い、気づき、感動することが出来ます。そして、そこで学んだ事をLOMに持ち帰り広める事により、メンバー個人の成長及びLOM全体のスキルアップにも繋がるはずです。

【おわりに】

 入会当時ある先輩に「JCという団体は明日無くなっても誰も悲しまず、誰も困らない団体なんだよ。だから逆にやりがいのある団体なんだ。」と言われた事が印象に残っております。最初は意味がよく解らなかったのですが、10年間活動を続けてきてその言葉がやっと理解出来るようになりました。JCとは皆さんもご存知の通り、どこからも殆ど補助金を貰わず自分たちの会費収入のみで活動しております。人種、国籍、性別、職業、宗教の差別なく自由な自分の意志により、何のしがらみや圧力も受けずに自分たちのやりたい事を、時間を惜しまずとことん議論し地域のために自分たちのために活動を展開しております。

 そしてその背景には、前提として一人ひとりが必ずENJOYしているという事です。ENとは創り出す、JOYとは喜びという意味があります。私自身ラストの年に、皆様と共に精一杯JC活動をENJOYして参ります。1年間どうぞ宜しくお願い致します。